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2012/10/ 7(日) 「実力診断」

☆今日は、受電700kW規模の印刷工場様へ行ってきました。

  工場の休業日にあわせて、詳細な調査のご依頼があったためです。

 

○こちらのお客様は、事前の簡易現場調査で、対策することがありそうですよ・・・と、いう見込みをお伝え

 してあり、 その後の展開で、もう少し詳細に調査をするに至ったという経緯でした。

 

○調査した内容は、

 ・大体の供給~消費までのルート

 ・圧力計を用いた、大体の空圧配管の総容積と、現状のエア漏れ相当量 の把握

 ・各エアーコンプレッサー単位の圧力変化と電力の相関関係 の把握

  です。

  今回は、圧力や電力の計測器を仮設で取りつけておいたので、そのデータと、今日の調査結果で、

 おおよその、お客様の空圧設備の運用実態やエネルギー効率がわかります。

 

○改善ポイントは、やはりいくつかありました。

 ◇当社が事前に想定してたポイント

   ・換気の不具合

   ・系統の整理

   ・非効率運転

  だったのに対して、さらに、

 ◆当社が今日の調査で把握できたポイント

   ・エア漏れ消費量が多い(どうも、通常運用負荷の30%強!)

   ・エアー供給能力に対して、総容積が少ない。

     ⇒今の現状のままでは、エアーコンプレッサーへの変動追従負担が大きすぎ、

      ちょちょい、と、省エネ設備を放り込むと、かえってトラブルの要因になる可能性あり。

      後は、消費負荷の使い方を把握することで対策を特定。

   ・空冷機の中に、水冷機がまぎれていたが、その冷却水の元をたどると、生産設備用の

    チラーが登場。通常は冷却塔ですが、今回は冷却塔自体がそもそも存在してなかった。

     ⇒エアーからは少し外れますが、まだエネルギー改善余地が他にもありそうな雰囲気。

   ・今回のエアーコンプレッサーの締切運転(吐出空気が0)時の消費電力はフル運転時の

    50%程度。普段の生産活動中にも、この無駄は発生していそうという所まで確認できた。

 

○今日の感想

   ・毎回同じではあるが、今回も50%程度の効率ロスの可能性あり。これを値でいうと、電力と

    して、約30kWくらい。別の表現にするなら、事務所にある2灯用蛍光灯(約80W/灯)の、

    実に375灯分。この蛍光灯375灯つけっぱなしと同じ事が、エアーコンプレッサーでは

    簡単におきてしまう現実・・・。本当に、このわかりにくい設備を、どうやったらわかりやすく

    実感、理解してもらえるのか・・・??いつもの悩ましい課題です。

   ・そして、エア漏れは、修理はお客様自前でもかまいませんから、あまりにももったいない

    から、せめて調査だけでもやりませんか??と、正直に思いました。

    P5120140

     ↑今回使用した計器(電力量計):日置電機㈱製3168

2012/10/ 6(土)

☆ご要望にお応えして、エア漏れ修理関係や、省エネルギー診断等、私たちの活動の状況を知って頂く

ために、ブログ形式でお客様からのご依頼例などを適宜提示させていただきます。

 

  コンプレッサーエアーについて、その問題点やトラブル例まで、さらに身近に感じていただくと共に、皆

さまの工場等での改善のきっかけ作りになったり、さらには、私どもの取組にもご興味を持っていただけ

れば幸いです。

 

  今後とも、ぜひとも応援をよろしくお願いいたします。